お茶の製造・加工 | 株式会社安永商会

お茶への取り組み

製造
加工

当社は玄米茶・麦茶・野草茶及び熊本特産緑茶並びに全国銘茶の製造・販売を手掛ける九州熊本の製茶の老舗です。
創業より守り抜かれる歴史深い自社工場と伝統製法で、職人が手間暇惜しむことなくおいしいお茶の製造・加工に励んでいます。
お客様オリジナルのお茶商品開発や、全国銘茶の卸・販売など、お茶の事なら当社にお任せください。

厳選した原料とこだわりの製法

創業より受け継がれてきた伝統の製法とこだわりが生み出す深い味わいのお茶。
選びぬかれた茶葉を使用し、長い歴史の中、伝統の製法を守り抜いて自社工場で丹念に製造される安永商会のお茶は、茶師が心を込めて作り上げた薫り高い自慢のお茶です。
当社は、お茶の製造から加工まで、それぞれの茶葉の特徴を活かした製法で、最高の味と香りを引き出しています。

安永商会のお茶は、主に九州を産地とする選りすぐりの茶葉を使用しています。
それぞれの茶園でこだわり抜いて大切に育てられた茶葉は、当社工場の伝統製法によって製造・加工され、最高品質のお茶へと生まれ変わります。

当社に仕入れられた茶葉は、茶葉それぞれの産地の気候風土や特徴を活かしながら、お茶本来の香りと深い味わいを引き出す為に、創業以来受け継がれてきた伝統の製法でひとつひとつの工程を丁寧に心を込めて製造されています。

豊かな経験・知識と熟練の技術を持つ茶師が、旨味、甘み、苦味、香り、色味などお茶のあらゆる要素を引き出し絶妙なバランスで、ひとつひとつ丁寧に心を込めた深い味わいのお茶を作り上げます。

玄米茶・玄米加工

当社は玄米茶製造のルーツとして、創業当初からの製造方法を守り、変わらぬ安心の品質を保ち続けています。

玄米茶の由来

昭和七年、弊社創業者である故安永繁一がひな祭のアラレからヒントを得て玄米茶を考案したのが、玄米茶の始まりです。
考案したものの、当時米は貴重品でお茶として使用する風習がなかったため、茶殻を一緒に捨てることに対して厳しい非難の声があり、販売に苦労しました。
しかし、宇治市の茶問屋の友人達の協力と激励を得て、玄米を宇治茶とブレンドして徐々に全国へ販売されるようになりました。
こうして、ご協力くださった茶問屋様と弊社の三者による共同研究が、現在の玄米茶の普及の基となりました。

そして、熊本県は阿蘇の清らかな伏流水に恵まれ、気候風土が稲作に適していて良米の産地であったことから、弊社は熊本市内で工場を拡張し、昭和四十一年には機械化して玄米茶の製造特許を取得しました。
その結果、玄米茶は全国的な広がりを見せ、今日に至ります。

玄米茶の特徴として、熱湯で淹れても風味が変わらず良い味と香りが出ることも、湯を冷ます手間がいらないとして人気の一因となっています。
また、玄米茶に含まれるデンプン質は、茶のタンニンと融合して神経への刺激を抑えます。
そのため玄米茶はご高齢の方やお子様、病院でのご利用など幅広い場面で受け入れられています。
このように現在玄米茶は、日本茶を代表する茶の一つとして多くの方に親しまれています。

おいしさと安心・安全へのこだわり

当社は、有機食品のJAS規格に適合した生産が行われている事業者であることを認証する「JAS有機認証」を取得し、より安心・安全で健康的な商品の生産に取り組んでいます。
農薬や化学肥料などの化学物質に頼らず自然界の力と豊かな恵みに育まれて成長・収穫された原料を使用する事で、より素材本来のおいしさをお楽しみ頂く事が出来ます。
当社の玄米茶の一部は「あいがも®農法」で育てられた原料を使用しています。（取扱商品の全てが有機加工食品という事ではありませんのでご了承ください）

※「あいがも®」は株式会社安永商会の登録商標です。

熊本市版HACCP認定企業

当社は、熊本市が取り組んでいる「熊本市食品自主衛生管理評価事業（熊本市版HACCP）」の認定企業です。
この制度は、HACCP（ハサップ）の考え方に基づいて食品事業者の自主衛生管理の水準を向上させ、消費者の皆さまにより安全な食品が提供される事を目的としたもので、市により評価され、高い評価を獲得した企業は評価マークの使用が許可されています。

日本茶インストラクター在籍

当社には日本茶インストラクターが在籍しています。
日本茶インストラクターとは、NPO法人日本茶インストラクター協会が認定する資格で、日本茶に対する興味・関心が高く、日本茶の全てにわたる知識及び技術の程度が消費者や初級指導者（日本茶アドバイザー）を指導する適格性を備えた中級指導者です。
お茶の事なら当社にお気軽にご相談ください。